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電験3種とはどういう資格か?

hatena3 電験3種について、あまりご存知のない方のためにどういう資格なのかをいくつかのポイントに分けて解説したいと思います。

これを読めば、アナタも明日から「電験3種ってーのはねぇ、うんたらかんたら・・・」と語れること間違いなしなので、ぜひ最後までご覧ください。


そもそも何の資格?

電験3種とは、正式名称を第三種電気主任技術者と言い、1種~3種に分類されている電気主任技術者資格の1つとなっており、主にビルや工場に設置されている高圧受電設備の保守・管理を行うための資格となってます。

ちなみに高圧受電設備っていうのはこういう感じの設備のことを指します。

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ビルやマンションの屋上に行けば必ずと言っていいほど設置されてますが、この高圧受電設備に関しては、日本の法律(電気事業法)で定期的に点検することが義務つけられております。

そして、この点検については誰でも出来るって訳ではなく電気主任技術者として資格を得ている方のみが行うことが許されている仕事となってますので、いわば電験は業務独占資格に分類される国家資格となっております。


電気主任技術者の市場のニーズについて

先ほどの説明で、高圧受電設備の保守・管理に関しては、日本の法律で義務付けられているため、仕事がなくなるといったことはなく、むしろ業界全体で見ても電気主任技術者が不足気味となっております。

また、近年では、原発廃止に向けた動きに端を発し、日本全体で消費電力を減らすエコ化が加速しておりますが、それらを実現するために電力インフラの整備も急ピッチで進んでおります。

例えばスマートグリッド(次世代送電網)に代表される通信・制御機能を活用した送電方式の導入や太陽光発電、風力発電などの新たな発電エネルギーの活用など様々な取り組みがあります。

そういった電力が取り扱えるよう対応するために新しい受電設備の設置や、従来の設備が問題なく使えるよう送電側を調整するなど、高圧送受電設備に関する増設、見直しも活発化しているため、それらの保守・管理が行える電気主任技術者の需要も必然的に高まっております。

もともと流行り廃りがなく電気設備がある限りは安定して仕事のある業界でしたが、新たな電力インフラの開発・導入が活発化していることを考えると、今後は安定+流行りの要素も乗っかりトレンドの資格の一つになってくる可能性が高いと言えます。


日本の電気設備の90%以上は電験3種の資格範囲でカバーが出来る

冒頭の説明で電験には1種から3種までの分類があると説明させていただきましたが、具体的には以下の違いがあります。

第一種電気主任技術者
(電験1種)
すべての電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行うことができる。
第二種電気主任技術者
(電験2種)
電圧17万ボルト未満の電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行うことができる。
第三種電気主任技術者
(電験3種)
電圧5万ボルト未満の電気工作物(出力5,000キロワット以上の発電所を除く)の工事、維持及び運用に関する保安の監督を行うことができる。

電気工作物という聞き慣れない単語が出てきておりますが、これは簡単に言えば発電・変電・送電・配電など電気を取り扱うモノ(設備)と考えてもらえればよいです。
※もっと細かい定義がありますが、それは別の機会で。。

で、それぞれの資格分類で差があるのは、電気工作物が取り扱う電圧で差が設けられており、電験3種では『電圧5万ボルト未満の電気工作物』に関する保守・管理を行うことが可能です。

電験3種は分類の中では一番下の資格となってますので「なんだよ、たった電圧5万ボルトかよっ」って思う方もいるかもしれませんが、ぶっちゃけ私たちが生活している中で考えれば、電圧5万ボルトを超える設備のほうが珍しいと言えます。

大規模工場や発電所、変電所の高圧受電設備であれば5万ボルトを超えてきますが、街中のビルやマンションでいえば6.6KV(6,600ボルト)を送電線より受電し、それらを電灯用(100ボルト)、動力用(200ボルト)に変圧する仕組みとなっているため、電験3種を持っていればそれらの保守・管理を行うことが出来ます。

また、日本全体で考えてもほとんどの高圧受電設備が『電圧5万ボルト未満の電気工作物』であるため、電験3種があれば大体の実務をこなすことが出来ます。


電験3種を持っていれば人生の選択肢がグンッと広がる

電気業界に属する企業であれば、電験3種保有者に対して資格手当の付与や電験3種を管理職への昇格基準の一つとしているところもありますので、キャリアアップを目的に電験3種を目指す方も多くおられます。

また、求人情報を見てもビルメンテナンス業(通称:ビルメン)や電気設備関連では、採用条件に電験3種以上を挙げているところが非常に多く、その需要の高さも垣間見ることが出来ます。で、結構、年齢不問であったり未経験者歓迎にしているところもありますので、電験3種を持っていれば就職・転職の大きな武器になることは言うまでもありませんね。

あと、一定の実務経験を積んでいることが条件となりますが、電気主任技術者として独立開業することも可能です。
企業に属していればいずれは定年退職で職を失うことになりますが、「体が動く限りは働きたい!」と考えている方も多く、定年前に独立し仕事を継続する流れがいわば電気主任技術者の王道ともいえるかもしれません。
※事実、60歳以上で現役バリバリの電気主任技術者の方はメチャクチャいます。


電験3種の資格取得のハードルは「高め」です。。。

jump 電気業界での需要も高く、取得すれば色々な可能性を得ることが出来る電験3種ですが、資格を取得するには国家試験に突破するか指定校での単位取得&実務経験による申請のいずれかの方法があります。

認定取得に関しては、実務経験の証明が非常に敷居が高くなっており、指定されている業務を行えている方であれば可能となりますが、そうでない方、特に異業種から電験3種を目指す方であれば、必然的に国家試験に合格する道を選ぶことになります。

そして、電験3種の国家試験に関しては、本ブログの記事でもご紹介しておりますが、試験難易度も高く、合格率もここ5年間でいえば10%を上回ったことが一度もないほどの難関資格となっております。

※試験の詳細や合格率に関してはこちらに詳しく書いてます。

電験3種の試験概要


電験3種の合格率が低すぎるワケ



これだけ読むと「合格なんて絶対無理そう。。」と思えなくもないですが、正しい勉強法を継続して行うことが出来れば、決して不可能なことではありません。

まぁ、電験3種に合格するための勉強法に関する情報については、当ブログにてご紹介していきますので、これから電験3種を目指す方はぜひブログ内の記事をいろいろ覗いて行ってください。

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    受講料も電験3種の通信講座の中ではかなり安いので、予算が気になる方も手が出しやすい価格となってます。

9 Responses to “電験3種とはどういう資格か?”
  1. 前川和哉 より:

    私は香川県出身の26歳です。電験三種の試験を2回経験して今回、うまいこといってたら「機械•法規」は受かっています。後は、「理論•電力」となります。「理論•電力」の次合格するためのいい勉強方法ありましたら教えて下さい。

    後、私は26歳ですが、電験三種の資格なしで設備関係の仕事に転職するのは難しいですか?
    よかったこちらも教えて下さい。よろしくお願いします。

    • 管理人 より:

      前川さん

      管理人です。
      コメントありがとうございます。

      ご質問の2点について回答させていただきます。

      > 「理論?電力」の次合格するためのいい勉強方法ありましたら教えて下さい。

      機械と法規が合格している(してそう?)とのことですが、電験3種では比較的取りづらい科目を先に合格しているので、あとはその機械・法規と同じ勉強方法を軸に理論、電力も進めていけばよいかと思いますよ。

      一応、参考までに管理人が行っていた勉強の進め方を載せておきます。

      【理論・電力 共通】
      1.参考書(電気書院のこれだけシリーズ)をとりあえず3周ほどやり込む
      2.直近2年分以外の過去問を解き方が身に付くレベルでやり込む
      3.予想問題(電気書院の予想問題集)を一通りこなす
      4.仕上げ用に直近2年分の過去問を実施して弱点確認をする

      (学習ポイント)
      ・2科目とも計算問題を中心にひらすら問題を解きまくって体で覚える位やり込む。
      ・論説・空白埋め問題系は最初に勉強してもすぐに忘れてしまうので、試験対策の後半でもよいと思われる。
      ・ベースにする参考書は自分に合うもので行えばよいと思います。
       ※オーム社の完全マスターシリーズ合格一直線シリーズあたりが一般的にはおすすめ本です。


      > 後、私は26歳ですが、電験三種の資格なしで設備関係の仕事に転職するのは難しいですか?

      設備関係といっても色々とありますので「電気設備関連」を前提に記載させていただきます。

      「電気設備関連」の転職求人で資格なし/未経験での転職求人は一応「あります」。

      が、条件のハードルが低い求人についてはそれだけ雇用条件もあまりイイものではありません。

      とりあえず給料度外視で経験だけ積むという考えであれば、特に支障はありませんが、良い待遇も含めての話であれば、最低限資格は必須になってくるかと思います。

      なお、最近では前職の利点を活かした異業種への転職がちょっとしたトレンドとなってますので、大手のエージェントなどに登録し担当者に相談すれば良い求人案件を引っ張ってきてくれるので、本気で転職をお考えであればプロに相談するのがベターだと思います。

      ちなみに、リクナビNEXTマイナビエージェントあたりは転職サポートが充実してて、電気設備関連の求人数もそこそこありますので、参考にしていただければと思います。


      なお、本ブログ自体、まだ立ち上げて間もない状態なので、今後、勉強法の詳細な内容も書いていく予定ですので、また参考にしてください。m(_ _)m

      • 前川和哉 より:

        ありがとうございます。

        回答に電気書院の予想問題とありましたが、それをするのは大丈夫なのでしょうか?

        というのは他の書き込みでそれをするのは良くないと書いてありました。
        理由はそこからはあまりでないからみたいなかんじ書いてありましたがどうでしょうか?教えて下さい

        • 管理人 より:

          前川さん

          管理人です。


          > 回答に電気書院の予想問題とありましたが、それをするのは大丈夫なのでしょうか?

          > というのは他の書き込みでそれをするのは良くないと書いてありました。
          > 理由はそこからはあまりでないからみたいなかんじ書いてありましたがどうでしょうか?教えて下さい


          管理人の場合は予想問題集をやる目的については、試験問題に対する応用力を確認するという位置付けでやってましたので、その年度に出題されるかされないかの点についてはあまり意識しておりませんでした。
          ※出ればラッキー程度

          どちらかと言えば模擬試験みたいな感じでやってましたので、やる意味は十分あったかと思います。

          まぁ、予想問題なのに予想できてないという点では、人によっては意味がないとおっしゃる方もおられますが、前川さん自身が予想問題集に対して何を求めているかによって意味の有り無しは変わってくるかと思います。

  2. wataru より:

    今、中三です。
    県内の工場高校の推薦がすでに確定しており取得できる資格についていろいろと調べておりました。そこで電験3種について伺いたいのですが、
    今からガチで勉強し高校でもしっかり勉強すれば最短でどのくらいで取得することが出来るのでしょうか?

    • 電タク より:

      wataruさん

      どうも、管理人です。

      コメントありがとうございます。

      中学3年生で電験3種を目指すって、その目標が素敵過ぎますね。
      管理人のその年齢の時は資格というものがあることすら知らなかったので。。

      > 今からガチで勉強し高校でもしっかり勉強すれば最短でどのくらいで取得することが出来るのでしょうか?

      中学卒業時点で習う数学だけでは少し厳しいので、三角関数、複素数、ベクトル、対数の学習を電験3種の勉強を始める前にやっておくとよいと思います。

      で、どれくらいで取れるかどうかなんですが、高校の勉強と両立しながらということを踏まえると最短という意味では2年間くらいで4科目合格できればイイほうじゃないかと思います。
      ※最初の半年くらいで電験3種で使う数学をマスターできると仮定しての話です。

      まぁ、その志があれば学校の勉強と試験勉強の両立も出来そうな気がしますので、ぜひ頑張ってください!

      応援してます。

  3. 大学生 より:

    今大学2年性です。
    電験3種の取得を目指してから一週間経ちました。とりあえず来年理論と法規をとる事を目標に1日平均2時間の勉強時間を設けています。理論の勉強方法参考にさせていただきます。ところで法規の勉強方法なのですがどの位から始めた方がよいですか?また、宜しければ勉強方法も教えていただきたいです。もう一つ、このままうまく試験に合格し、最短2年で資格を取得した場合他の新卒の方々よりもどういったアドバンテージがあるのでしょうか?

    • 電タク より:

      どうも、電タクです。

      コメントありがとうございます。

      2点のご質問について私なりの見解を記載させて頂きます。

      > 来年理論と法規の合格を目指しているのですが法規の勉強はどれくらいから始めた方がよいですか?
      > また、宜しければ勉強方法も教えて下さい。

      まず、法規に関しては、完全な暗記問題と計算問題の2つに分かれますので、それぞれをいつくらいから始めるか?で考えるのが良いかと思います。

      ○暗記問題
      さらっと勉強する程度であれば、学習初期に行ってもよいですが、かなりの確率で忘れると思いますので、理論や法規の計算問題などの習得が出来た後に集中的に勉強するのがよいかと思います。
      ※実際に私がそうしてました。

      ○計算問題
      こちらは最初の段階で行うべき範囲だと考えております。
      計算問題の難易度的には電力で出てくる計算問題と同じレベルであり、解法パターンさえモノにすればそこまで難しくはない部分なので「ある程度解けるな」と手応えを感じるまではすり込み的にやっておくべきだと思います。
      逆に言えばパターンを体で覚えてしまえば、時間が経ってもすぐに思い出せますので、復習時間に関してもそこまで多くの時間を割かなくて済むと思います。


      法規については、計算問題の得点ウェイトが結構高かったと思いますので落とすと非常にイタイです。

      なので、計算問題を8割くらいは取れるレベルまで上げておき、残りの部分を暗記問題でカバーする、というのが法規の対策だと考えております。

      【結論】
      ・まずは早い段階で法規の計算問題を着手
       → 体でパターンを憶えるくらいまでやり込む
      ・暗記問題は学習計画の後半(過去問対策をする手前くらい)でOK
       → 早くやっても必要な時期に忘れてるので、初期にやるとしてもあまり時間をかけない程度に


      > このままうまく試験に合格、最短2年で資格を取得できた場合、他の新卒の方々よりもどういったアドバンテージがありますか?

      コレはアドバンテージの有無に関しては、正直働く業界によると思います。

      電験3種は国家資格とはいえ、業界が違えば「電気の検定?」くらいしか認知度がないため持っていて損はありませんが、得がないケースもあります。

      ただし、電気業界(電力会社、電気設備関係、ビルメンテナンスなど)であれば新卒の社員が電験3種持ちであれば、そうとう強い武器になることは間違いないと思います。
      ※会社が教育予算を割いて社員に取らせようとする資格をすでに持っているということですから。

      もし就活をする段階で、電機業界も回られるのであれば、電験3種を持っていれば存分にアピールすればよいと思いますし、仮に取れなかったとしても、勉強をしてた際の苦労話などを交えると良い印象を残せると思いますよ。


      【結論】
      ・業界によってはアドバンテージになったりならなかったりする
       → 電気業界では、特急券クラスのアドバンテージ?かも
      ・就活で電気業界を回るなら、資格を持っていても持っていなくても
       勉強してた際のエピソードを交えてアピールすれば好印象(かも)



      回答としては以上となります。
      参考になれば幸いです。

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